一歩一歩学ぶ生命科学
POINT!

① 血中カルシウム濃度が低下し、低カルシウム血症になったとします。副甲状腺ホルモン(パラソルモン)(の生成、内分泌、血中濃度)は血中カルシウム濃度を上昇させます。これらは逆の方向(青)です。


② これらは逆の方向(青)なので、負のフィードバックは副甲状腺ホルモン(パラソルモン)(の生成、内分泌、血中濃度)を亢進(赤)させます。副甲状腺ホルモン(パラソルモン)(の生成、内分泌、血中濃度)の血中カルシウム濃度上昇作用は増強し、低下していた血中カルシウム濃度は元の濃度へ向けて上昇します。


室温が低い時(冬)にヒーターは使う、と似たようなものです。

Challenge Quiz

1.

低カルシウム血症では血中カルシウム濃度は 上昇 低下 し、副甲状腺ホルモン(パラソルモン)(の生成、内分泌、血中濃度)は血中カルシウム濃度を 上昇 低下 させる。これらは 同じ方向 逆の方向 であるので、負のフィードバックは副甲状腺ホルモン(パラソルモン)を 亢進 低下 させる。

2.

血中カルシウム濃度が低い時、負のフィードバックは副甲状腺ホルモン(パラソルモン)(の生成・内分泌・血中濃度)を 亢進 低下 させる。